ロシアに派遣された北朝鮮労働者、落下したつらら直撃で死亡 (DailyNK Japan)

2016/11/30 木村 0

ロシアの首都、モスクワ郊外で、北朝鮮から派遣された労働者が頭部につららの直撃を受け死亡する事故が発生した。 ロシアの各メディアによると、今月19日、モスクワ郊外のリューベルツィのベルトリョートナヤ通りでの住宅建設現場で、ビルの上から落ちてきた正体不明の物体が、45歳の北朝鮮労働者の頭部を直撃した。目撃者が救急車を呼んだものの、医師によりその場で死亡が確認された。 ロシアのネットメディア「Life.ru」によると、落下物はつらら。被害者は韓国人のハン・ツィクと報じているが、韓国大使館が確認した結果、北朝鮮人であることが明らかになっている。 ロシア連邦捜査委員会のリューベルツィ支局は「安全装置の不備が男性を死に至らしめた」とし、刑法143条2項の違反の容疑で捜査に乗り出した。詳細は報じられていないが、死亡した労働者はヘルメットを付けていなかったものと思われる。 北朝鮮が外貨稼ぎのためにロシアに派遣した労働者の数は19万人に及ぶと言われているが、長時間労働、安全設備の不備などで、労災死亡事故が相次いでいる。 (関連記事:ロシアに派遣された北朝鮮労働者、労災死亡事故相次ぐ) また、冬の訪れとともに、ロシアではつららや雪の落下による被害が相次いでいる。17日には、サンクトペテルブルクの中心部で、70代の男性がビルの上から落ちてきた巨大なつららの直撃を受け、重傷を負った。モスクワとサンクトペテルブルクは、数日間に20人あまりが負傷している。

ロシアに派遣された北朝鮮労働者、労災死亡事故相次ぐ (DailyNK Japan)

2016/11/22 大久保 0

北朝鮮当局は外貨稼ぎのため、海外へ多数の労働者を派遣している。そのうち、ロシアに派遣された労働者の数は19万人に達するとも言われているが、労災事故が後を絶たない。 ロシア国営通信・スプートニクの韓国語版によると、今月19日、モスクワ郊外の建設現場でコンクリートの壁が倒れ、複数の北朝鮮労働者が下敷きになった。救急隊が駆けつけて全員を救助したが、1人が死亡、2人が重傷を負って病院に運ばれた。 また、ニュースサイト「Gazeta.ru」によると、14日には、サンクトペテルブルクのゼニト・アリーナ建設現場のそばにある宿舎で、47歳の北朝鮮労働者が死亡した状態で発見された。市当局は死因を過労死と見ている。 海外に派遣された北朝鮮労働者をめぐっては、長時間労働、行動、通信の自由の阻害などが多数報告され、人権問題として台頭しつつある。これに加えロシアでの派遣労働の場合、安全を軽視する傾向があり事故多発の原因となっている。 前述のサンクトペテルブルクの建設現場では、昨年12月に建設を開始して以来、労災死亡事故が5件も発生。このスタジアムでは来年にサッカーのコンフェデレーションズカップが開催される予定だが、工期に間に合わせるため無理な工事を進めていることも、事故原因の一つと見られている。